MY THEME
蓬田 昂生さん
ソーシャルワーカーの夢と
陸上競技が両立できました。
練習時間も豊富で、
効率的な大学の部活動
私は中学から陸上競技の幅跳びを部活動で行っていました。聖学院大学は日本インカレ、関東選手権などの陸上競技の大きな大会に出場実績があります。栃木県の高校に通っていた私は最初そのことを知らず、福祉と心理学が学べるという理由で聖学院大学を志望校に選んでいました。後に陸上競技に力を入れていることを知り、是非入りたいと思うようになりました。大学の部活動は高校までのものとは全く違います。高校までは授業の時間がしっかり組まれていて、早朝と夕方しか練習ができません。それに対して大学は自分で授業を選択するので、練習時間を細かく調整できます。練習の仕方も高校は種目に関わらず共通でやるメニューが多くを占めていましたが、大学ではその種目に合わせたメニューで練習します。圧倒的に練習時間が増えますし、とても効率の良い練習ができます。
周囲のアドバイスでスランプを脱出
大学に入ってから幅跳びに加えて三段跳びも始めました。ただ幅跳びに関しては3年生まで良い記録が出せず悩んでいました。私が入学した2020年は新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた年で、10月まで大学が閉鎖されました。その間ずっと自主トレーニングはしていたのですが、仲間と競い合う練習とは強度もモチベーションも比べ物になりません。部活動ができるようになり、2年生、3年生と身体能力は高校の時より遥かに強化されたのに、高校の時のレベルに戻すことができませんでした。そのことについては部活の仲間や高校の先生、大学の監督様々な人に相談しました。そして口を揃えて言われたのが「高校生の時の自分を意識しすぎている」ということでした。大学での練習を通して、高校生の時より体の大きさや使い方も変わってきているのに当時を意識しすぎて同じ動きをしていたら、それは良い記録がでなくて当然です。僕は過去の自分を取り戻すことに必死になり、そのこと自体が目的になってしまっていました。周囲からのアドバイスで気が楽になり、今では自己ベストに並ぶ記録が出せるようになりました。また三段跳びは始めたばかりということもあり跳ぶたびに記録が伸びていて、とても楽しいです。
部活の成績と資格所得が両立できる
学科での学びに関しては、社会福祉士と精神保健福祉士の資格取得を目指しています。いずれも国家資格なので勉強も全力でやらなければ受かりませんし、実習もあるので部活との両立は大変です。しかし聖学院大学はそれができる大学だと感じています。資格試験対策や実習の専門窓口があり、それ以外でも教職員の方々が相談に乗ってくれます。私の先輩にも資格を2つ取得して日本インカレや関東選手権に出場した人がいます。 幅跳びは自己ベストに戻り、三段跳びはようやくさまになってきました。あと1年から2年ぐらい聖学院大学で練習ができればもっと伸びると感じてます。陸上競技が大好きなので卒業後、社会人になってもできれば続けていきたいと思っています。