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進路/資格
活躍が期待できる分野
こども心理学科卒業生に期待される進路
一般企業
 リサーチを主業務とする企業
 企業内のマーケティング部門
 企業内の人事・労務部門
 一般事務
 幼児向けのおもちゃ会社
  (玩具メーカー)
 教材関係の会社
 絵本などの会社
 こども服メーカー など
心理学の専門家
大学院への進学
・臨床心理士
・臨床発達心理士
・スクールカウンセラーなど
教育関連
民間の教育機関等

その他
心理職の公務員
心理職以外の公務員
病院など
取得を目指せる資格
 2013年度入学生よりこども心理学科で、保健科教諭免許状(中・高)および特別支援学校教諭の免許状も取得できるようになりました。
 本学科では、胎生期から青年期(「子どもの権利条約」に記述されている18歳未満にあたる期間)までを広く“こども期”ととらえ、その期間の子どもたちの心に寄り添うことのできる人材」の養成を目指す全国的でも先進的な学科です。社会の変化とともに教育は大きく変わっていきますが、今後、学校教育現場で特に注目されるのが、子どもの健康(注)に配慮しつつヒューマンケアを実践できる「スピリチュアルケア・マインド」を持った教師であると思います。本学では将来の社会のニーズにいち早くこたえる教員の養成を目指しています。

(注:1988年WHOで規定されている、健康とは単に疾病または病弱でない状態を指すのではなく、完全な肉体的、精神的、スピリチュアルおよび社会福祉のダイナミックな状態を意味するものです。)
【中学校・高等学校教諭1種免許(保健)】
中学校、高校教諭として保健科目を担当する教員免許状です。
<設置趣旨>
中学生の時期は、身体の成長、成熟に伴う精神的な変化も大きい時期で、いじめや不登校などの問題がピークとなる。高校生は、本質的な自己を見つけ出し、将来の夢や希望に向かって歩みだす重要な時期である。したがってこの時期の生徒の健康問題は、身体的なものから心理的、社会的、そしてスピリチュアルなものまで多様であり、現代的な問題に対応するために本学科の教育内容が大変役に立つものである。健康系科目を学びの中心として、中高生の健康に関する現代的問題を検討する科目のほか、心理学,チャイルドライフケア、グリーフケア、スピリチュアルケアなどの科目の履修により、さまざまな痛みに寄り添うことのできる教諭養成を目指す。
【特別支援学校教諭1種免許】
知的障害児、肢体不自由児、病弱児など特別な教育的ニーズのある子どもたちを対象に教育を行なうことができる能力をもつ教員が有する教員免許状です。特別支援学校はもちろんですが、小・中学校の普通学級、特別支援学級、などでも教育に当たります。LD(学習障害)やADHD(多動性障害)、高機能自閉症等、発達障害のある幼児児童生徒に対する指導や教育上のアドバイス等も行ないます。
<設置趣旨>
特別支援教育のあり方として「共生社会の形成」が検討されている。この社会的な情勢の変化は、特別な教育的ニーズのある児童生徒の生活にとって重要な意味を持つ一方で、今まで以上に自身の障害を強く実感して生活することにもなる。これらのことは児童生徒の発達の可能性と共に、深い心の痛み、うつ状態、不登校、行動障害等の二次的障害へのリスクも孕むこととなる。教育的ニーズのある子どものこども期は、発達の可能性と発達に伴う痛みを、忍耐と愛を持って適切に受け止め支援することが重要となる。こども心理学科では、環境・文化学系、心理学系、健康学系の科目から多面的に教育的ニーズのある児童生徒についての教育と支援を学び、特別支援教諭として十分に活躍できる教員養成を目指す。
【認定心理士】
心理学の専門家として働くために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得したものに日本心理学会が認定する資格です。心理学、心理学研究法、心理学実験実習、臨床社会心理学関係科目等36単位以上を修得すれば取得できます。