政治経済学部で広がった学びへの好奇心。私も誰かの学びを手伝いたい!

政治経済学科2年生 市原 亜依 さん

政治経済学科2年生 市原 亜依 さん

コロナをきっかけに社会のことに興味

高校3年の時にコロナの流行が始まって自宅学習になり、ニュースを観る機会が増えました。これからの世界経済やコロナ後の日本がどうなっていくのかを知りたいと思うようになり、政治経済学部に進むことを決めました。一方で、私は子どものころから本が大好きで、図書館司書志望。法律にも興味がありました。聖学院大は、学部の枠を超えて勉強できます。図書館司書の課程や法学の授業もとれるので、私にぴったりの大学でした。入学後は、日本文学や社会学、法律など学ぶことができ、さらに知識の幅が広がっています。私は人前での発言が苦手なのですが、先生がそれを理解してくださっていて、「市原さん、ひょっとして質問があるんじゃない?」と、話しやすい雰囲気を作ってくれたりします。学習意欲が高まる背景には、面倒見のいい先生方の存在も大きいです。

国際環境法のゼミで気づいた“学びのつながり”

1年次の国際法の授業で、地球温暖化や森林破壊の問題を知りました。自分に何ができるのかを考えたくて、ゼミでは国際環境法を選択。毎回、テーマごとに順番にプレゼン、討論しています。ゼミの活動を通して気付いたのは、これまで学んできたことは、一見、関わりなく見えても、実は関係しあっていること。たとえば、海洋汚染は自由貿易とつながっていて、私たちの生活にも影響してきます。国際法は国家間のルールなので、政治や経済とも切り離せません。ゼミでは法律を読み込むので、「この条文だと、ここの防止の要素が足りないのでは?」など、条文を読み解く力もつきました。図書館司書の仕事には、お客さまの調べものを手伝うレファレンスサービスがあります。私は政治経済学部で学びへの好奇心が広がりました。卒業後は司書として、だれかの学習の手助けができたらと思います。