物事を多角的に見る力を活かし、人と人をつなぐ仕事をしたい!

政治経済学科3年 宗川 麻莉香 さん

政治経済学科3年 宗川 麻莉香 さん

男女格差などを多角的な視点で考える

聖学院大学のパンフレットで男女差別問題について読んだ時、初めて社会問題を身近に感じ、政治経済学科で学んでみたいと思いました。入学してからは、大学の特色でもある「幅広く学ぶこと」の大切さ、面白さを日々実感しています。授業ではいろいろな学問を横断するように教えてもらえるので、物事を多角的に見る姿勢が身につきました。「平和学」では、平和の反対は単純に戦争ではなく、日常の中の見えない暴力や、文化的な問題も含まれるという視点が興味深かったです。入学のきっかけになった男女差別問題も、男女間の格差だけではなく、社会システムにある男女の生きづらさなど、さまざまな側面があると気付きました。卒論のテーマも男女差別を選択。海外との比較や労働環境についてなど、より多面的に理解を深めていく予定です。

なんでもやってみることで広がった視野

いろいろな物事に興味を持てるようになったことも、政治経済学科で学ぶうちに成長した点だと思います。SDGsと関連するボランティアをする団体の「Petite Arche(プチ・アルシュ)」の活動もその一つ。学内で育てた野菜を学食に提供し、作る~使う責任を体感しています。苦手意識を持たずになんでも勉強してみることで視野も広がりました。たとえば、法律は固く無機質なイメージがあります。でも、国際法の視点から平和にアプローチした授業を受け、法律にも柔軟な部分があり、人間同士の問題を解決するためのものだと分かりました。大学で身に付いた多角的な視点を活かして、将来は人と人とをつなぐ仕事がしたいと思っています。具体的な業種はまだ絞り込めていませんが、困っている人と、助けを提供できる人をマッチングするようなことをしていきたいです。