ビジネスの世界でチームワークを発揮

南商事株式会社 勤務
堀 勇輝さん(2021年3月児童学科※ 卒業)
※2023年4月「子ども教育学科」に名称変更。

南商事株式会社 勤務
堀 勇輝さん
(2021年3月児童学科※ 卒業)
※2023年4月「子ども教育学科」に名称変更。

児童学科で学んだことを活かして、
入学当初の志望と
異なる進路にチャレンジ

現在、アイスクリームの専門商社で営業職として働いています。主にメーカーから仕入れた商品をスーパーやお店などに提供しています。もともとは、小学校教諭を目指して児童学科に入学しました。高校生の時、小学生の宿題を支援するボランティアに参加し、子どもと触れる仕事に興味を持ったのです。入学後は、専門知識を学び、経験を重ねるたびに自分の成長を実感できました。一方で、専門家である大学の先生でさえも未だに子どもについての発見がたくさんあるという話を聞き、教員という仕事の奥深さとともに、難しさを感じました。自分は本当に教員を目指せるのか?ゼミの先生にずっと相談にのっていただきましたが、3年次の10月、教育実習を終えたタイミングで区切りをつけました。児童学科で学んだことを活かして、別の進路にチャレンジすることを決めたのです。考え抜いた末で方向を転換しましたが、キャリア支援課の職員の方たちのサポートが心強かったです。大学で行われる企業説明会への参加を勧めていただき、そこで出会ったのが、現在、勤務している会社でした。

児童学科で培ったのは、
苦手なことから逃げない姿勢

大学の企業説明会では、人事担当の方と直接お話しが出来、目標に向けて社員全員が協力し合うという社風にすぐに興味を持ちました。児童学科でも、学生がグループになり模擬授業を作りあげていくため、チームワークの重要性を実感していました。そのため、この会社であれば、実習やボランティアで培ったコミュニケーション力も活かせると考えました。まさに自分に合う企業と出会い、就職につながったのです。 実習が多かった大学の児童学科では、1年次よりマナーやスケジュール管理などが鍛えられました。そして何より、苦手なことから逃げない姿勢が身に付きました。入社1年目の今、担当のお客様を持っています。児童学科での経験すべてが今の仕事で活きています。児童学科で学んだ、人を育てるという経験を活かし、いずれは社員教育に携わりたいと思っています。自分自身、児童学科のゼミの先生と関わる中で、自分の長所に気づくことができました。何事もまじめに取り組むこと、人見知りをしないこと…自分を知ることで商社や営業という新たな活躍の場を発見できました。児童学科には、学生が困っている時に必ず手を差し伸べてくれる人がいます。今度は自分が職場でそのような存在になりたいです。