大学での最終学期を迎えた4年生に、「学生生活で力を入れてきたこと」「これから叶えたい夢、目標」「聖学院大学で成長できること(成長を感じること)」をインタビュー。
政治経済学科4年の和井田さんにお話を伺いました。
財政学ゼミでの活動、公務員試験対策や課外活動など ── 受験生の皆さん、後輩学生の皆さんもぜひお読みください。
政治経済学科4年 和井田 智紀さん(北本市職員採用試験合格/一般事務職・大学卒業程度)
私は父と祖父が市役所職員と警察官だったので、公務員の仕事を間近で見て育ち、自分もこのような市民のためになる仕事をしたいと思い公務員を目指すようになりました。聖学院大学では公務員対策の授業が複数あり、3年生までにそれらの授業の中から特に必要だと思ったものをピックアップして単位を取りました。
授業を担当するのは自治体での勤務経験がある先生。自分からアドバイスを求めて、面接対策や自治体研究を進めました。
また、筆記試験の対策は、先輩や先生におすすめの参考書を聞き対策をしたり、面接試験の対策では客観的に自分を見ることが必要になるので、先生に協力してもらって対策をしました。
財政学ゼミでは、経済学の理論、手法、知識を再確認しながら、日本、諸外国の財政やそれに係わる経済社会問題について専門書を輪読。さまざまな角度から理解を深めるとともに、問題提起し、それに対する議論を行いました。例えば「環境問題に対する政府の役割」や、「持続可能な社会を作っていくために先進国で行われている政策」についてゼミで取り上げたこともありました。
ゼミの活動では、埼玉県内の高等学校で金融教育カードゲームを取り扱った授業に参加させていただき、授業のサポートをしつつ自分も学びながら、高校生に教えることの難しさや、楽しさ、コツなどを学べたことが印象に残っています。
高等学校で行われた金融教育の授業に、サポーターとしてゼミ学生と参加しました
小学生に大学の学びを体験してもらう「子ども大学」の“日常生活を経済学の視点から考えてみよう”という講義で、子どもたちの学びをサポートしました
政治経済学科では卒業に必要な単位中、63%が公務員試験と関連するため、負担を軽減して試験対策ができます。さらに実践的な「公務員試験対策プログラム」では、論文の書き方など、実際の試験に合わせた対策のほか、公務員になったときの実務を考える実践的な内容も充実しています。
私はアルバイトでテニスコーチをしているのですが、子供からお年寄りまでの幅広い年代の方と関わることによって、その人に合わせたコミュニケーションが大事だと実感しました。大学でもプライベートでもさまざまな人と関わることで、コミュニケーション能力が身についたと感じています。
将来は公務員として市民の方々の役に立つ仕事をしたい、多くの人と直接関わりながら、日々の暮らしを守りたいと思っています。
公務員を目指す人のための対策講座がある点や、少人数で先生と学生がしっかり繋がれるところに魅力を感じました。両親が卒業生なので学校の様子が聞けたこと、家から近い点なども入学の決め手になりました。
聖学院大学の魅力は学生一人ひとりを大切にしてくれるところです。学生が主体となって活動できる大学なので、自然と自主性が身につくと思います!
和井田さん、ありがとうございました!