2024年12月4日アセンブリアワーの時間に「2024年度 第22回 聖学院大学 留学生日本語弁論大会」が本学のチャペルにて開催されました。
本学では、9カ国・約330名の外国人留学生が日本人学生と共に学んでいます。今回は応募者の中から本選に出場が決まった4名の留学生が「世界の中の日本~私のイメージ~」「私の主張」「私の異文化体験」「未来の私」をテーマに弁論しました。
今年度は1年生の参加者が多く、授業や課題、アルバイトなどで忙しい中、練習を積み重ねた成果を発揮しました。
会場では約70名の教職員や学生が聴衆として留学生のスピーチに耳を傾け、また5名の留学生がボランティアスタッフとして大会運営に参加しました。
キン チオン(心理福祉学科1年/中国)
「大人になるのは良いことなのか」
グエン フィ ホアン(欧米文化学科4年/ベトナム)
「異文化体験」
チョウ イチホ(心理福祉学科1年/中国)
「否定は怖くない、勇敢に自分らしく」
ファム クイ ダット(政治経済学科1年/ベトナム)
「人生にとっての薬草」
今年度4名の弁論者のうち3名が1年生で、本学の学びが1年経たない中で立派な弁論をした皆さんに敬意をもって健闘を称えたい。
また4年生は本学で4年近く学んだこともあって非常に安定した弁論を展開していてお見事だった。
審査員を務めた先生方より以下のコメントがありました。
・経験を積んで来年またチャレンジしてほしい。
・特に1年生は大学に入って1年も満たないのに日本語で人前で話せることはすごいことだ。
・聴衆にいい影響を与えた。また、運営スタッフとして支えてくれた5名の留学生に感謝している。
・弁論内容の話だけでなく、準備から当日の成長も感じられて感動した。
・長い人生の物語があって今日この日を迎えたことがよく分かった。そのことが聴衆の心にも何か必ず届いていると思う。