日本文化学科の木下ゼミと教職課程3年、4年の有志の学生が、茶道部室の和室で百人一首大会を開催しました。
この行事は、平安文学への理解を深めるとともに、コロナ禍で失われた対面交流の場を取り戻すために企画されました。
2024年12月11日(水)、聖学院大学の日本文化学科の木下先生(専門:平安文学)と木下ゼミの学生、国語科教職課程を担当する熊谷先生、教職課程で学ぶ3年生および4年生の有志が協力して、百人一首大会を開催しました。
このイベントは、教職課程の授業中に「百人一首の経験がある人は?」と先生が質問したところ、コロナ禍の影響もあり、百人一首大会を体験したことがある学生がとても少ないことがわかり、「和歌の魅力を感じてもらいたい」「学生同士の交流を楽しんでもらいたい」という思いから企画されました。
大会の会場は茶道部室の和室。畳の温もりを感じる和の雰囲気の中で、参加者は3つのグループに分かれて対戦しました。
初心者が多かったため、ルールは手軽に楽しめる「散らし取り」形式を採用。経験者も初心者もリラックスしながら大会に臨みました。
今回のイベントでは、平安文学についての理解を深めるだけでなく、教職課程の学生たちと協力することで、学年やゼミの枠を超えた新しいつながりが生まれました。
和歌の美しさに触れながら、参加者同士の絆もより一層深まった、素敵な一日となりました。