2024年11月24日(日)に政治経済学科の学生がさいたま市で行われた「第13 回学生政策提案フォーラムin さいたま開催概要」に参加しました。
今年のテーマは「誰もが自分らしく暮らせる地域共生社会の実現」。埼玉県内の学生団体が参加するイベントで、聖学院大学からは組織の多様性について研究する政治経済学科八木ゼミ(組織行動論)の学生が、ゼミでの経験をもとに政策提案をしました。
政治経済学科の八木ゼミ(経営学:組織行動論)の学生が、さいたま市で開催された「第13回学生政策提案フォーラムinさいたま」に参加しました。
このイベントは、聖学院大学もメンバーである、大学コンソーシアムさいたま加盟大学の学生が、専門分野等を生かし、さいたま市の政策について提案する事業です。
「誰もが自分らしく暮らせる地域共生社会の実現」という今年のテーマに対して、学生たちは、ゼミで学んだ組織の多様性について考える視点を活かして、「障害者への偏見、差別をなくす啓発活動」を発表テーマに選びました。
ゼミで障害者施設や団体との活動を行い、障害者の方々の生活を体験した経験から、学生は「知らないこと」が偏見や差別の要因になるという仮説を立てました。仮説を検証するために、市の現状に関する調査と提案内容の検討を重ね、フォーラムでは小中学校向けに「体験型授業のガイドライン作成」を、一般市民向けには「SNSやWebサイトを活用した積極的な情報発信」などを提案しました。
今回の活動を通じて、学生たちは地域社会における多様性の重要性を改めて学び、また、政策提案の実践的な経験を積むことができました。