聖学院大学での学生生活や、これから叶えたい夢や目標について聞きました!

大学での最終学期を迎えた4年生に、「学生生活で力を入れてきたこと」「これから叶えたい夢、目標」「聖学院大学で成長できること(成長を感じること)」をインタビュー。
子ども教育学科4年の葛西さんにお話を伺いました。
児童学ゼミでの絵本研究そして教員採用試験対策── 受験生の皆さん、後輩学生の皆さんもぜひお読みください。

大学での最終学期を迎えた4年生に、「学生生活で力を入れてきたこと」「これから叶えたい夢、目標」「聖学院大学で成長できること(成長を感じること)」をインタビュー。
子ども教育学科4年の葛西さんにお話を伺いました。
児童学ゼミでの絵本研究そして教員採用試験対策── 受験生の皆さん、後輩学生の皆さんもぜひお読みください。

子ども教育学科4年 葛西 亜虹さん

学生生活で力を入れてきたこと

ゼミで学んだ子どもの視点

私は田澤薫先生の児童学ゼミに所属していました。さまざまな絵本や子どもたちに人気のキャラクター・アニメなどを読んだり見たりしながらみんなで意見交換して、”子どもの視点をつかむ”ことを目指すゼミでした。
特に絵本はとてもおもしろく、人気のものには”行きて帰りし”(家からどこか旅に出て家に戻ってくるというような)という流れがあったり、子供の頃に読んだ時の印象とは全く変わっていたり、そして自分が子供の頃に好きだった絵本を読み深めることで自己洞察になったり、、と。

また、自分ひとりの意見だけでなく、ゼミの先生や仲間からの多角的な視点からの意見があるので興味深い発見が毎週ありました。今後も子どもたちを理解する・子どもたちの想いを汲むために、その子どもたちが好きなものに着目していきたいと思います。

教職支援センターを利用した教員採用試験対策

教員採用試験対策は、なんとなくで3年生になってから意識し始めていたものの過去問や参考書を購入したのは3年生の6~7月です。3年生の10月に教育実習があり、教員になることを決めたのでそこから本格的に始まりました。
一次試験に筆記試験、二次試験に面接があるので、教職支援センターの山嵜先生のアドバイスをもとに計画的に行っていき、筆記試験対策は、苦手分野に集中して取り組みました。

私の勉強のポイントは①飽きた時には得意な問題を解いて自分のテンションをあげてから、苦手分野に取り組む。②できなかった問題は、解答やネットなどを使ってしっかりと理解してから、定期的に繰り返し解いて、自信をつける。③頑張っても理解不能なものは捨てるです。
面接試験対策は、山嵜先生がばっちり行ってくれます。山嵜先生のアドバイスや計画表を基に自分で準備を着々と進めるのみです。

令和6年度教員採⽤試験で、⼦ども教育学科は現役正規合格率95%(⼩学校14 名、特別⽀援学校6名)!

これから叶えたい夢、目標

能登半島地震災害ボランティア活動の様子

能登半島地震災害ボランティア活動の様子

無事教員採用試験に合格したので、4月から小学校教員となります。一番には子どもたちに「この先生と会えたら嬉しい・元気になる・安心する」と思ってもらえるような先生になりたいと考えています。

”学力”だけでなく、コミュニケーション能力や生活習慣、自己理解・他者理解などを子どもたちの多くをサポートできるように広い視野と知識と指導力を身につけていきたいです。

そうした目標に近づくためにも、授業に関する本、指導に関する本など、教育に関する著書も読み始めました。
そして、能登半島地震災害ボランティア活動の参加や、海外旅行、語学勉強など、初めての経験や新しい出会いを大切にしています。

栃木県在住で自然が好きなこともあり、聖学院大学のキャンパスは、木々が茂っていたり、桜や金木犀、銀杏なども楽しめて、このキャンパスの雰囲気を気に入っています(葛西さん)

聖学院大学で成長できること(成長を感じること)

学びにしっかりと向き合うことで、見えてくるもの

私が子ども教育学科に入って子どもについての知識がついたように、この大学では専門の分野についての知識をつけることができます。
一方で私の学科では、大学での学びを直接活かすことのできる小学校教員とは全く異なる職種に就く人もいます。
自分の学科の学びにしっかりと向き合ったからこそ大学を卒業する時に自分のやりたいことが見えてきて、次なる段階へ進むのだと思います。どんな学びでも真剣に取り組むことで自己理解を踏まえた成長が確実にあると思います。

自分のための勉強、学び続けること

時間割によっては、専門外であっても自分の興味があるものの授業を履修することができます。
”自分のための勉強”をして充実感を感じられたり、それが自分の自信につながったり。”自分のための勉強”は大学を卒業して”学生”が終わった後も持ち続けなければいけない学びの姿勢です。
社会人になってからもいろいろなことを学び続けなければならないからこそ、この大学生活で勉強の楽しさを感じ続け、学び続ける姿勢をもつことで、今、そして将来の自分の成長につながると思います。

私の場合は、3年生まで小学校教員免許取得のための授業で忙しかったので、4年生になってから語学系や資格系の授業を履修しました。
”自分のための勉強”はとても楽しいもので、予習復習も進んで行い、充実感に溢れていました。
聖学院大学はゼミだけでなく、授業も少人数であることが多いため、先生に気軽に質問ができたり、他の履修者と交流があったりと、自分次第でもっともっと成長できる環境があると思います。

葛西さん、ありがとうございました!