資格取得のその先へ、仕事に新境地を開く卒業生の話を聴く

子ども教育学科ではキャリア教育の一環として、学生一人一人が日々の学びや経験に自分なりの持ち味を見出して自らの生き方・仕事観に結んでいくキャリア・デザインの一助となるよう、社会人(卒業生)の話を聴く機会を設けています。仕事のなかで子どもの身近な存在になることを通じて新しい境地を開いていく卒業生たちの話に、学生たちとともに聞き入りました。

子ども教育学科ではキャリア教育の一環として、学生一人一人が日々の学びや経験に自分なりの持ち味を見出して自らの生き方・仕事観に結んでいくキャリア・デザインの一助となるよう、社会人(卒業生)の話を聴く機会を設けています。仕事のなかで子どもの身近な存在になることを通じて新しい境地を開いていく卒業生たちの話に、学生たちとともに聞き入りました。

寺﨑恵子准教授/人文学部子ども教育学科

子どもに関わる仕事は教育関連だけではなくさまざまな業界に

7月20日(土)、子ども教育学科の在学生を対象に「社会人(卒業生)の話を聴く会」が行われ、7名の卒業生が、それぞれの仕事(内容・勤務日の生活、苦労とのりこえ方、やりがいやよろこび)について語りました。

・報告・連絡・相談を基本とする職員間のコミュニケーションを大切にする
・わからないことは直属の先輩に聞いたり、研修を受けたりして、向上心を保つ
・違う意見もまずは受けとめて、いっしょに考えていくようにする
・子どもの成長の様子を感じると、自分の仕事の成果以上にうれしさを感じる
・保護者に子どもの様子を伝えるときに子どもの思いや考えに添った言葉を選ぶ
・オン・オフの切り替え方、自分の時間の楽しみがリフレッシュになる
・地域社会のなかの学校、人とのつながりに、子どもの生活を考える
など、聴いていた学生たちの心に届いたようでした。
学生たちからの質問に、先輩たちが具体例をあげて応えていました。
大学生活で大切にしたこととして「仲間との情報交換」「ボランティア活動などで学校以外でも子どもと関わる」などが語られ、後輩たちへ「学生の今だからこそできることを大切に楽しんで」とエールが送られました。

【登壇した卒業生の進路】

・小学校教諭 特別支援教室・巡回指導教員
・放課後等デイサービス職員・児童指導員
・幼稚園教諭
・小学校教諭 複式学級担任
・保育所保育士
・児童相談所職員・児童福祉司
・公立児童館職員・保育士
 

子ども教育学科で身につく力は社会人として求められる力でもあるため、卒業生の進路はさまざまなフィールドに広がっています!

参加した学生のコメント(一部抜粋で紹介)

  • 子どもに関わる仕事が実際にはこれほどいろいろとあることがわかりました。
  • それぞれ異なる職種で様々な環境で働いている先輩方が、みなさん楽しそうにお話をされていて、自分の将来に希望を持つことができました。
  • 先輩たちの話には実習で感じたことと同じところも違うところもあって、大学で学んでいることを別の角度で知ることができました。
  • 仕事でつまずいたことや改善方法など、先輩たちの話を実際に現場に出た際に生かしていきたいと思いました。
  • 先輩たちの話から具体的に自分の将来の姿を想像することができました。大学生活を楽しみ、精いっぱい学び、自分の好きなことを見つけて、社会に出たいと思いました。

当日の様子 Photo Gallery