学びと教育
「ソーシャルワーク」という言葉を聞いたことはありますか?
ソーシャルワークは、生活に課題を抱えている人と社会との相互作用に着目して、その両方にアプローチしていく実践的な学問です。
「ソーシャルワーク演習C(社会)」は、4年生の演習科目です。3年次の「ソーシャルワーク実習」での体験をもとにした授業構成となっており、実際のケースカンファレンスを想定した事例報告、グループ討議、発表を行います。学生が主体的に授業に参加し、相互に学び合う機会となっています。
この演習での学びを通じて、将来ソーシャルワーカーとしてクライエントの最善の利益を確保するために、自分自身を客観視しながら、ベストな実践を創り出すことができるようになってほしいと願っています。
今回は心理福祉学科の授業・ゼミ紹介シリーズ第二弾ということで、心理福祉学部心理福祉学科准教授の望月隆之先生の「ソーシャルワーク演習C(社会)」ゼミを取材しました。それでは望月先生、よろしくお願いします!
心理福祉学科では、ソーシャルワーカーの国家資格である「社会福祉士」の受験資格を取得することができます。共生社会の実現に向けてさまざまな場面で活躍できる「社会福祉士」を聖学院大学で目指してみませんか?
実習先での事例をグループで検討することが基本です。グループワークを通じより学びを深めることが出来ます。新たな観点・目線を理解することで自身が目指すものがはっきりする授業だと感じています。
現在は社会福祉士を目指して勉強しています。将来は、現場職員・家族・本人の様々な視点から環境を巻き込んで支援出来るソーシャルワーカーになりたいと思っています。そのためにも、まずは現場を知り、生活支援員として経験を積みたいと考えています。
受験生の皆さんの中には、「福祉って何だろう」とモヤモヤしている方もいるかと思います。福祉は「人の当たり前を支える事」で人からの感謝、自分の活躍を肌で感じることが出来、支援する中で得る気付きも沢山あります。支援する人の生活も自分の生活も豊かにする「福祉」を聖学院大学の心理福祉学科で一緒に学びましょう!