「社会福祉士・精神保健福祉士ってなあに?」卒業生を招いた講演会【報告レポート】

2019年6月12日(水)アセンブリーアワーに開催された「社会福祉士・精神保健福祉士ってなぁに?」についてレポートします。

報告レポート

 心理福祉学科および人間福祉学科では、福祉に関わる国家資格である「社会福祉士」と「精神保健福祉士」の受験資格を取得することができます。
 今回の講演会では、社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を取得し、ソーシャルワーカーとして活躍している卒業生4名を招いて、現在の仕事や大学時代のこと等についてお話を伺いました。

<シンポジスト>
①菊地 貴子さん(114W・社会福祉士)
 医療法人社団 桐和会 介護老人保健施設 川口メディケアセンター/支援相談員

②木伏 倭望さん(114W・社会福祉士・精神保健福祉士)
 独立行政法人国立病院機構 東埼玉病院(療育指導室)/児童指導員

③清水 沙織さん(113W・精神保健福祉士)
 株式会社 チャレンジドジャパン 就労支援センター ひゅーまにあ高崎/生活支援員

④宮路 雄大さん(111W・精神保健福祉士)
 医療法人慈光会 東武丸山病院(地域連携課)/ケースワーカー

 当日は、資格取得を目指して学んでいる3~4年生、これから本格的に学んでいこうと考えている2年生、資格取得を迷ったり悩んだりしている1年生、総勢100名近くの学生が先輩の貴重な話に耳を傾けました。

 ソーシャルワーカーの仕事については、「大学の授業で学んだソーシャルワーカーとして大切な考え方・視点を思い出しながら仕事に取り組んでいる」とか「他の専門職や一般の方に伝わりやすい説明や言葉づかいを心がけている」とか「まだ経験が浅く大変なことはたくさんあるが、先輩や上司に相談しながら何とか乗り越えている」といった話がありました。

 ご自身の経験を踏まえた後輩へのメッセージでは、「どんな経験(授業、遊び、アルバイト、サークル、ボランティア等)もソーシャルワーカーとしての豊かさにつながるので、色々と経験してほしい!」や「福祉士の国家試験は、勉強すれば必ず合格できるので、今から頑張ってもらいたい!」という温かい応援がありました。

参加した学生の感想

  • 資格を活かした仕事の選択肢がたくさんあることを知ったので、今後はもっと具体的に将来を考えていきたい。(1年生)
  • 高校時代からの目標であるソーシャルワーカーになるために、今からコツコツと真面目に勉強していきたい。(1年生)
  • 自分の夢のために精一杯励みたい。学生のうちからできることをやっていこうと思った。(2年生)
  • 現場実習への不安があって行きたくないと思っていたが、先輩たちも同じような気持ちがあったことを知って安心した。不安を抱えながら実習を乗り越えようと思う。(3年生)
  • 利用者だけでなく、職場環境で上司や他の職種の方と関係を築くことも大切だと感じた。(3年生)
  • 同じ福祉の仕事内容でも、職種ごとにそれぞれ違う価値観を持っているので、職員同士の考えや理念の確認をしながら、仕事に携わりたいと思った。(3年生)
  • 実習、就活、国試勉強と、やらなければならないことがたくさんある大変な時期に先輩の話を聞き、頑張りたいと思った。(4年生)
  • 国家試験対策や仕事の話など、今の自分が考えていることを聞くことができ参考になった。もっと今の時間を大切に過ごそうと思った。(4年生)

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