第2回 聖学院大学高校生ビブリオバトル・ワークショップ【報告】
2017年7月15日に行われた「第2回 聖学院大学 高校生ビブリオバトル・ワークショップ」の模様をご紹介します。
報告レポート
7月15日(土)、「第2回 聖学院大学高校生ビブリオバトル・ワークショップ」が行われました。
当日は、埼玉県内の高校を中心に応募のあった高校生11名と、本学教職員・在学生が参加。まずは、聖学院大学のビブリオバトルの活動紹介と全国大学ビブリオバトル本戦出場者らによるビブリオバトル・エキシビジョンマッチが行われました。
その後3グル―プに分かれて、大学生と高校生がグループディスカッションを行い、読書やビブリオバトルについて意見交換を行いました。最初、多少緊張した様子でしたが、大学生が上手にリードして、各テーブルとも和気藹々とワークショップがスタートしました。
続いて2グループに分かれての準決勝を行い、各グループから上位2名、計4名の決勝進出者が決定。いよいよ決勝戦、質疑も多く出て、非常に盛り上がりを見せました。決勝戦のメンバーと「押し本」は次の通りです。
決勝バトラー(数字は、発表順。★がチャンプ)
- 中山 隼(海城高) 「カキフライが無いなら来なかった」
- 小池健太(春日部高)「日本神話とアンパンマン」
- 豊田 健(成徳高) 「86-エイティシックス-」
- 大熊光汰(海城高) 「穴 HOLES」★
参加者全員の投票により、第2回のチャンプは、大熊光汰さんがプレゼンした『穴 HOLES』が選出されました。
人文学部長総評に続いて表彰式が行われ、閉会の運びとなりましたが、その後も会場の充実した空気に誘われるように、参加者のほとんどが名残惜しそうに「交歓会」を行っていました。
第2回である今回も高校生たちのレベルは非常に高く、本学の大学生も大いに刺激を受けたようです。「本を通じて高校生同士が出会えること」、更には「本好きな高校生と大学生が出会えること」-そんな「本の力」を再確認した一日となりました。