政治経済学科「予備演習A」藤田早苗氏特別講義(報告レポート)

6/10(月)、政治経済学科1年生対象「予備演習A:藤田早苗氏特別講義〜国際社会から見た日本のメディア、ヘイト、ジェンダー、貧困」の授業レポートです。

特別講義「国際社会から見た日本のメディア、ヘイト、ジェンダー、貧困」

6/10(月)、政治経済学科1年生対象「予備演習A」の授業で、英国エセックス大学人権センター・フェローの藤田早苗氏をゲストスピーカーにお迎えして「国際社会から見た日本のメディア、ヘイト、ジェンダー、貧困」と題して特別講義が行われました。

人権とはなんだろうか─思いやりと人権は違うのか?そのような問いから講義はスタート。

人権とは「すべての人が生まれながらにしてもっている権利」。生まれてきた人間すべてに対して、その人が能力を発揮できるように、政府はそれを助ける義務がある。その助けを要求する権利が人権。

その後、話題は、日本のメディアの萎縮ぶり、社会保障の劣化、依然として深刻な性差別、野放し状態に近いヘイトスピーチ等、現代日本の様々な人権問題へ。

さらに、これら日本の人権状況を懸念する国連の諸機関から日本政府に対してなされた勧告と政府の対応についても触れ、「国際社会から見た日本」という視点を常に意識し理解することの重要性が語られました。

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