授業レポート:専門演習A「まちづくり学」で「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」を活用

授業で、“ビッグデータ”を実際に使い、私たちの住みやすいまちづくり=定住促進政策にチャレンジしました。

授業レポート

地域経済分析システム・リーサスの画面
地域経済分析システム・リーサスの画面

「まちづくり学」は「身近な大学周辺のまちを題材に、まちの見方、問題などへの対応方法を学ぶ」ことを目標としています。

今回は聖学院大学が所在する県央4市1町の「定住促進政策」を「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」を活用しながら取り組む授業を行いました。

RESASは地方版総合戦略の立案を情報面から支援するため、産業構造や人口動態、人の流れなどに関する"ビッグデータ"を集約、可視化した、昨年から稼働した最先端のシステムです。


"ビッグデータ"を実際に使い、私たちの住みやすいまちづくり=定住促進政策にチャレンジ!

マスコミ紙上等でにぎわしている" ビッグデータ"を実際に使い、上尾市を含む県央4市1町の「定住促進政策」立案に取り組むという先進的な授業が展開されました。

当日は埼玉県企画財政部計画調整課道垣内壮史氏、リサース授業進行役としてランドブレイン(株)の小暮氏と山﨑氏にご参加いただきました。

  • Step1

    • 6月9日の授業で学生ひとり一人が「住みたいまち」のマインドマップを作成し、提出。
    • 学生の提出した「マインドマップ」に基づき、平ゼミナールの全学生の「住みたいまち」のイメージが「安心・安全」・「快適」・「便利」に集約されました。
学生が作成したマインドマップ
学生が作成したマインドマップ
  • Step2

    • 現状分析として、RESAS操作研修ワークシートに沿って「RESAS」を使い、「人口マップ」(4市1町の人口推移:年少人口・老齢人口・生産年齢人口・総人口の各推移)と「観光マップ」(集客力のある地域・施設)を作成。
  • Step3

    • 「RESAS」で抽出・作成した「人口マップ」と「観光マップ」を使い、現状分析を行いました。
RESASで人口推移のデータを抽出・作成
RESASで人口推移のデータを抽出・作成
  • Step4 今後の予定

    • 8月に予定されている「未来会議」に向けて、これからの授業の中で4市1町の定住促進策の検討を重ねていきます。

【授業スケジュール】

6/9  マインドマップの学習と、「住みたいまち」のイメージの検討
6/16 人口減少と地域問題の学習
6/23 RESAS の操作学習
6/30 RESAS を用いた4市1町の現状分析
7/7  4市1町の人口減少の問題と対応策の検討
7/14 4市1町の定住促進策の検討
8月 未来会議での発表

関連情報はこちら