2018年4月より【設置構想中】「人文学部 児童学科」開設、「心理福祉学部 心理福祉学科」開設

概要

 聖学院大学(埼玉県上尾市/学長:清水正之)は2018年、創立30周年を迎えます。
これまでの教育の実績を基盤としつつ、【多様化・複雑化する現代社会の様々な課題を担いうる教育者の育成】と【心理・福祉の二つの学びを生かし、共に生きる社会の実現をめざす人材の育成】という、現代における重要な社会的使命に応えるべく、3学部5学科への改組を構想しています。
 現在は、2017年5月からの募集開始を目指し、文部科学省に設置届出の準備を進めています。

■学部学科改組の概要

  • 【児童学科】小学校・幼稚園・保育士養成課程を有する児童学科に「児童英語教育」と「特別支援教育」が新たに加わります。
  • 【心理福祉学科】これまで人間福祉学科で有していた社会福祉士・精神保健福祉士(国家試験受験資格)に加え、心理職の国家資格「公認心理師※」養成に対応予定です。
    ※公認心理師の国家試験受験資格を取得するには、大学での課程に加え、大学院で公認心理師となるための課程を修了するか、大学卒業後に一定の実務経験を得ることが必要です。

※新学部・学科等の内容については変更する場合があります。募集開始など、詳細については決定次第、順次本学ホームページ等で公表します。


人文学部 児童学科 2018年4月より【設置構想中】

(2018年度入学定員100名予定)

子どもを理解する力量と個々が必要とする支援に応ずる実践力を修得し、倫理観ある専門性を備えた幼稚園、小学校、特別支援学校教諭、保育士を養成します。

▼取得可能資格
幼稚園教諭一種、小学校教諭一種
特別支援学校教諭一種(知的障害者、肢体不自由者、病弱者)、保育士
司書、司書教諭、社会教育主事、など

 聖学院大学における教員養成の理念は、一人一人がかけがえのない賜物を与えられているというキリスト教精神に基づき、幼児・児童・生徒各々の中に芽吹く固有な賜物に気づき、その伸びを支え育むことのできる教育者の育成にあります。
 こうした理念に基づき、人文学部ではかねてより中高英語科教員養成課程(欧米文化学科)、中高国語科教員養成課程(日本文化学科)における教育活動を実践してきましたが、この度、児童学科を人文学部に新設し、特別支援学校の教職課程を設置することによって、人文学部は特別な支援を必要とする人たちを含む幼児期から青年期までの年齢層の人たちと向き合う、連続的かつ包括的な教職課程を擁することになります。このように、人文学部の教員養成教育は「未来を担う者を育てる人材の育成」を更に深化させていくことを目指します。

心理福祉学部 心理福祉学科 2018年4月より【設置構想中】

(2018年度入学定員120名・別途3年編入定員20名予定)

現代人の心の問題と現代社会の福祉的課題について専門的な知識を修め、共感力・実践力を高めて福祉社会の実現に寄与する人、心理学と福祉の専門職を養成します。

▼取得可能資格
公認心理師(受験資格)、社会福祉士(国家試験受験資格)、精神保健福祉士(国家試験受験資格)、
司書、社会教育主事、など

 「公認心理師法」が2017年9月までに施行されることに伴い、公認心理師養成課程設置を目指し、これまで人間福祉学部こども心理学科、人間福祉学科にそれぞれ設置されていた心理学関連科目を統合し、学生に対してより充実した心理学の学びを提供することを目的として二つの学科を統合することにいたしました。
 心理福祉学部心理福祉学科は、社会と文化、人間の心理について幅広く学び、「共に生きる社会の実現をめざして学ぶ」学科となります。福祉の知識をもった有資格の心理専門職、または心理学の知識をもった有資格のソーシャルワーカーの育成を目指します。この改革により、これまでの「福祉学を学びたい」「心理学を学びたい」という受験生のそれぞれの期待を、両方同時に一つの学科において実現させることも可能となりました。

2017年4月入学の皆様、在学生の皆様

2017年4月に人間福祉学部児童学科、こども心理学科、人間福祉学科に入学の皆様、また既に本学のそれぞれの学科に所属している学生については、2018年度以降も、学部・学科の名称は、在学中も卒業後も変わりません。
*入学時の教育課程が卒業まで保障されます。


取材のお申し込み、お問い合わせは下記へお願いします。

聖学院大学 広報部広報課 担当:吉岡、松崎
電話(ダイヤルイン) 048-780-1707
e-mail   pr@seig.ac.jp  ホームページ  https://www.seigakuin.jp

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