【学長メッセージ】2021年度授業方針について

聖学院大学学生・大学院生・保証人の皆様

学長メッセージ

2020年10月30日
聖学院大学 学長 清水正之

 聖学院大学ホームページ掲載の2020年7月29日付『学長メッセージ「学生の皆さんへ――秋学期の授業方針について」』にてお知らせしましたように、2020年度秋学期は「原則としてオンライン授業を継続することとして、状況を見極めながら対面授業を取り入れる」といった方針に則り、授業のあり方を検討しました。そこで皆さんもご存じの通り、5週に1度の対面授業週を設け、全授業の約3分の1の科目で対面授業を実施しております。既に初回の対面授業が実施されましたので、皆さんのなかには久しぶりに友人と出会えた方もいるでしょう。あるいは、初めて大学の教室で授業を受けたという方もいるかもしれません。

 現在、新型コロナウイルス感染状況を注視しつつ、引き続き感染症予防対策を徹底すると共に、2021年度は可能な限り対面授業を開講できるよう、下記の「授業運営方針」を策定して授業計画を検討しております。
 

<2021年度授業運営方針>

  1. 2021年度は対面授業を基本とする。
  2. その際、ソーシャル・ディスタンスを前提とした教室収容定員や感染予防対策に鑑み、一部の講義科目についてはオンライン授業とする。
  3. 対面授業とオンライン授業の併用にあたり、感染予防対策を施したうえで、本学の一部施設をオンライン授業会場として開放し、学内でのオンライン授業受講環境を整える。

 具体的には、今年度と同様に「実習・演習・実技科目」は対面による授業を実施、講義科目についても、全体の半数以上の科目で対面による授業ができるよう進めております。また、一部の科目についてはオンライン授業を継続しますので、学内でもオンライン授業を受講できるように一部施設を開放し、「オンライン授業会場」を設けるよう準備しております。

 教職員一同、移り変わる社会状況を見極め、学生の皆さんにとって「何が最善か」と日々思案しております。しかし、来年度も新型コロナウイルスの影響は少なからずあろうと思っており、2021年度も皆さんには新型コロナウイルス感染症予防への協力をお願いせざるを得ません。折々に必要な情報を発信してまいりますのでご理解ください。不本意な生活と感じている方も多いことと思いますが、斯様な状況下においても、少しでも良い大学生活を過ごすことができますよう、どうぞ健康を守りつつ、お過ごしください。

以上

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