2018年度 卒業研究合同発表会【報告】

8月2日(木)に行われた、2018年度卒業研究合同発表会の様子をレポートします。

報告レポート

人間福祉学科では、卒業研究提出期限が迫り4年生がみな真剣に取り組む中、8月2日(木)に、2018年度卒業研究合同発表会が開催されました。人間福祉学科の学生は、2年秋学期からゼミ配属され、各専門分野を深く学びます。そして、3年秋学期以降は、一人ひとりが関心のあるテーマについて、研究を行い、卒業研究としてまとめます。

今年は1カフェにて開催されました
今年は1カフェにて開催されました

堀ゼミ(地域援助心理学)、長谷部ゼミ(高齢者福祉論)、中原ゼミ(社会心理学)に所属する4年生16名が研究成果を発表しました。それぞれが意欲的に取り組んだ研究はどれも内容の濃いもので、ゼミの後輩はもちろん、心理福祉学科1年生の参加もあり、発表をする4年生にとっては緊張の時間となりましたが、研究をまとめるためのよいプロセスになりました。

様々な研究に取り組んだ充実した発表が続きました
様々な研究に取り組んだ充実した発表が続きました

≪発表された研究の題目≫

  • 子ども食堂の現状 ~参考文献「豊島WAKUWAKU 子どもネットワークの子ども食堂」を調査して~
  • サロンを通じた交友関係の広がりと深まりに関する研究
  • ポジティブなメタステレオタイプが外集団に対する反応に及ぼす影響
  • 地域包括支援センターのインフォーマルな社会資源へのアプローチ
  • 特別養護老人ホームの介護職員が考える高齢者虐待の発生要因と対策に関する研究
  • 地域包括支援センターにおける高齢者の社会的孤立を予防する取り組みの実態と意義
  • 日本人におけるアクセス可能な概念
  • 影響を受けやすい感覚とストレスの関係
  • 大学生の恋愛関係の嫉妬により生じる態度の変化
  • ポジティブ心理学
  • 社会人における未来予測ネガティブ体験とその際に生起される感情の関連
  • 都市別、援助行動の生起
  • 認知症高齢者を介護する上で家族介護者が抱える負担に関する研究
  • 大学生の学校充実度と旧友人との交友関係の関連性
  • 認知的熟慮性-衝動性及び不安体制が優柔不断に及ぼす影響
  • 性格による外観への影響

心理福祉学部 心理福祉学科 2018年4月開設

人間福祉学部「こども心理学科」と 「人間福祉学科」を統合した「心理福祉学部心理福祉学科」が2018年4月にスタートしました。心理福祉学科では、現代人の心の問題と現代社会の福祉的課題について深く学び、共に生きる社会の実現に貢献する人材、特に有資格の心理専門職やソーシャルワーカーを養成します。

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