学科プログラム:フィンランド福祉研修
人間福祉学科の2016年度北欧研修プログラム、「フィンランド福祉研修」についてレポートします。
【番外編】公共交通機関の利用
今回の福祉研修旅行の魅力の一つは公共交通機関の利用でした。利用した交通手段を順に振り返ってみます。







【その6】施設見学の様子
「フィンランド福祉研修」の第6弾です。
引き続き施設見学の様子をご紹介します。
ヘルシンキ市内の精神障がい者の方を対象にした入居サービスを提供している「スカルッピ」です。
統合失調症、薬物依存症の疾患がある方が入居しています。



★参加した学生のコメント★
到着するまでどこが目的地なのか分からないほど街に溶け込んでいました。室内には鯉がいたりのんびりした空気が流れていて、とてもアットホームなグループホームという印象でした。
【その5】職業教育学校「オムニア(OMNIA)」見学
「フィンランド福祉研修」の第5弾です。
今回ご紹介する施設は、職業教育学校「オムニア(OMNIA)」です。
フィンランドの教育システムは、就学前教育(6歳まで)と義務教育(7歳-16歳)が基礎にあり、その後は高校に進学するか、オムニアのような職業教育学校に進学するか、選択することができます。また、職業教育学校では義務教育を修了した若者だけでなく、社会人や退職者なども自らの知識や技術の向上を目指して学んでいます。
今回の研修では、様々な職業教育の中から「ラヒホイタヤ」という保健・福祉・医療分野(介護や保育など)にまたがる共通資格を取得するプロセス等について教えてもらいました。






★参加した学生のコメント★
オムニアでは、各個人の多様な可能性を開発する職業教育を行っていました。フィンランドでは、保健医療分野の共通基礎資格として「ラヒホイタヤ」というものがあり、オムニアではラヒホイタヤ取得と高校卒業の資格が同時に取得できるシステムになっていました。実際にラヒホイタヤ取得を志す学生と交流し、「人の役に立つことがしたい」「保健医療分野に興味があった」などの声を聞き、聖学院大学の人間福祉学科にて社会福祉士や精神保健福祉士を志す学生と近いものがあると感じました。
【その4】施設見学の様子
「フィンランド福祉研修」の第4弾です。
今回は施設見学の様子をご紹介します。
まずは、高齢者福祉に関わるサービスを提供している「ウィルヘルミーナ財団」です。
高齢者に対して、住まい・リハビリテーション・ショートステイを提供しています。





★参加した学生のコメント★
ウィルヘルミーナでは、高齢者向けのマンションやグループホーム、リハビリ、ショートステイなど総合的なサービスを行っていました。施設では様々な分野のスタッフがチームケアを行っており、高齢者の残存能力の維持を重要視した高齢者自身が主体的に様々なサービスやアクティビティに参加できるような支援体制になっていました。
ウィルヘルミーナの社長(CEO)の「高齢者ひとりひとりに価値のある人生を送ってもらいたい」という言葉がとても印象に残りました。実際にグループホームの見学では、高齢者一人ひとりが充実した日常生活を送っている姿を見ることが出来ました。
【その3】ヘルシンキの街の様子
「フィンランド福祉研修」の第3弾です。
10時間のフライトを終え、フィンランドの首都ヘルシンキに到着しました。
今回はヘルシンキの街の様子を少しご紹介します。



【その2】いよいよ出発!
「フィンランド福祉研修」の第2弾です!写真が届きましたのでご紹介します。



【その1】フィンランド福祉研修についてご紹介
今回は出発が間近に迫っている「フィンランド福祉研修」についてご紹介します!
人間福祉学科ではこれまで、福祉国家といわれるデンマーク、スウェーデン、フィンランドを中心に「北欧福祉研修」を実施してきました。
今年度の研修先は、サンタクロースやムーミンなどで有名なフィンランドです。研修期間は2017年3月7日~11日(3泊5日)で、高齢者や障害者の方が暮らしているグループホームを見学したり、フィンランド人のご家庭を訪問して一緒に食事をしたりする予定です。
それでは、フィンランドへ行ってきます!
次回は現地フィンランドでの様子をご紹介したいと思います。
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