2017年度 卒業研究合同発表会【報告】

8月2日(水)に行われた、2017年度卒業研究合同発表会の様子をレポートします。

報告レポート

8月2日(水)に、2017年度卒業研究合同発表会が開催されました。人間福祉学科の学生は、2年秋学期からゼミ配属され、各専門分野を深く学びます。そして、3年秋学期以降は、一人ひとりが関心のあるテーマについて、研究を行い、卒業研究としてまとめます。

今回は、堀ゼミ(地域援助心理学)、長谷部ゼミ(高齢者福祉論)、中原ゼミ(社会心理学)に所属する4年生15名が研究成果を発表しました。それぞれが意欲的に取り組んだ研究はどれも内容の濃いもので、3年生を中心とする参加者と活発な議論が行われました。また、4年生の堂々とプレゼンテーションする姿から4年間での成長を大いに感じることができました。

様々な研究に取り組んだ充実した発表が続きました
様々な研究に取り組んだ充実した発表が続きました

≪発表された研究の題目≫

  • 「子ども食堂のしくみ」についての研究
  • 死の顕現化が大学生の高齢者偏見に及ぼす影響
  • 動物の癒し効果に関する心理学的研究
  • 高齢者におけるオケちゃん健康体操の健康への効果について
  • 大学生活への不安に対する要因の縦断的検討
  • IATを用いた血液型ステレオタイプの測定および大学生の学習意欲との関連
  • 集団知識尺度の作成~疎外感受容を目指して~
  • 老人福祉施設での虐待の予防や対策
  • コミュニケーションスキルおよび誘惑対処がネット依存に及ぼす影響
  • 日本人大学生と中国人留学生の親子関係
  • 人はなぜ空想をするのか
  • 特別養護老人ホームの介護士が考える身体的虐待の原因と予防策に関する研究
  • 高齢化に伴う知的障害者の認知症に対する大学生の認知度~福祉を学ぶ学生へのヒアリング調査の結果より~
  • いじめ、いじり、からかいの違いに着目した悪感情を抱く可能性のある言葉や行動について
  • 支援付きアパートに入居している生活困窮者の健康状態の変化について
発表後の質疑応答もとても盛況でした
発表後の質疑応答もとても盛況でした
堀先生から合同発表会の総評「今回の卒業研究のレベルは高く、ぜひ卒業論文という形にして欲しい」
堀先生から合同発表会の総評「今回の卒業研究のレベルは高く、ぜひ卒業論文という形にして欲しい」

心理福祉学部 心理福祉学科 2018年4月開設

人間福祉学部「こども心理学科」と 「人間福祉学科」を統合した「心理福祉学部心理福祉学科」が2018年4月にスタートします。心理福祉学科では、現代人の心の問題と現代社会の福祉的課題について深く学び、共に生きる社会の実現に貢献する人材、特に有資格の心理専門職やソーシャルワーカーを養成します。

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