フェアトレードを通して国際理解を深めるサベットゼミの取り組み

報告レポート

フェアトレードチーム「empower」始動

欧米文化学科のサベットゼミでは、グローバリゼーションが進む世界における貧困や格差について学んでいます。今年からは、実践を通して学びを深めるという視点から、ゼミでは、「empower」というチーム名で、特定非営利活動法人シャプラニール=市民による海外協力の会の協力のもと、フェアトレードの周知活動と商品の販売に取り組み、先日、10月14日(日)に開催された「あげおワールドフェア2018」(開催、主催:上尾市国際交流協会)での初出展に続き、来月11月2日(金・祝)~3日(土)に行われる本学学園祭「ヴェリタス祭」においても活動を予定しています。

母親の思いを受け、活動を通した学びと実践を深めるネパールの留学生

ゼミのメンバーであるPOUDEL RAHUL(パウデル ラヒュル)くんは、現在3年生でネパール出身です。ネパールでは、フェアトレードの商品を作って経済的な生計を立てている人も多く、ラヒュルくんの母親もフェアトレードの商品を作り、生計を得ていた一人です。そのため、誰よりもフェアトレードの重要性を実感しており、今回のゼミの取り組みでは先頭に立って活動を引っ張っています。ゼミのメンバーもラヒュルくんの存在から、他人事ではない他国の貧困の問題とその解決に向けた学びを深めています。本人にとっても、活動を通して、日本とネパールを始めとした他の国々との関わりを知ってもらうとともに、自身の学びにもつながっています。

「あげおワールドフェア2018」出展のようす
「あげおワールドフェア2018」出展のようす

※学校法人聖学院はグローバル・コンパクトに署名・加入、SDGsを目指した活動を行っています。

SDG.png  1..png  2.png  5.png   8.png   10.png   12.png  16.png  17.png

関連情報はこちら