令和3年度 大谷地区自主防災啓発事業防災啓発研修を実施しました

令和3年度 大谷地区自主防災啓発事業防災啓発研修を実施しました

2021年12月23日

12月11日、聖学院大学7401教室にて上尾市と大学の包括連携協定にもとづき、令和3年度大谷地区自主防災啓発事業が開催されました。

大谷地区自主防災組織連合会と聖学院大学地域連携・教育センターが主催し、学内実施は約2年ぶりとなりました。
同時にオンラインからの参加も可能とし、ハイブリット形式で行われました。

大谷地区の各自主防災会でリーダー的役割を担っている人が参加し、情報を交換することで地区全体の自主防災意識の向上を図ること。特に、地区内にある聖学院大学学生並びに同大学地域連携・教育センターとの連携を図り、共通のテーマについて異なる立場から議論を交わすことで自主防災に係る課題を共に探り、その解決の糸口をつかむことを趣旨としました。

大谷地区会員18名、大谷支所長の担当職員の方が2名参加されました。
また、聖学院大学地域連携・教育センターから教職員4名、オンラインで本学学生が3名参加しました。

概要

  • 日時 令和3年12月11日(土)13:00~15:00
  • 場所 聖学院大学7号館4階7401教室
       ※オンライン参加も可能
  • 主催 大谷地区自主防災組織連合会、聖学院大学地域連携・教育センター
  • 開会の言葉 大石副会長
  • 開会挨拶 松本会長、聖学院大学地域連携・教育センター所長 渡辺正人教授
  • 第一部 基調研修
  • 第二部 聖学院大学との連携事業等
  • 閉会の言葉 小島哲一会計長

講義内容

【第1部基調研修】 マイタイムラインをつくろう!実践編

  • 講師 大谷地区防災士 安藤由美氏

大雨や台風が接近したときなどに、余裕をもって安全に避難するために「いつ」「何をするのか」を整理して自分に合った避難方法を時系列での行動で考えマイタイムラインを作成します。

「逃げる前にすることリスト」「近所の避難経路、避難場所」「家族との連絡の取り方」などのチェックリストが配布され参加者の真剣な様子が見受けられました。
また「上尾市洪水ハザードマップを見ながら聖学院大学から避難するマイタイムラインを考えましょう」という災害を想定してのワークが行われました。

【第2部聖学院大学との連携事業等】 震災体験「釜石での出来事」

  • 発表 岩手大学3年 佐野里奈さん
  • 進行 聖学院大学2年 田所陽登子さん

2018年NHKおはよう日本で放送された、津波てんでんこについて語る佐野さんのVTRが紹介されました。佐野さんが震災体験を紙芝居にし、子どもたちへ防災教育活動を行っていることなどを田所さんから発表がありました。
そして大学生2人のオンラインでの対談の様子が動画で流されました。

参加者の感想

  • 体験談を盛り込むなど座学ベースと実践ベースを区分けし、メリハリのある研修でした。
  • 学生の体験談が聞かれたことが参考になりました。体験談は身に染みて理解できます。大谷地区の具体的な危険を改めて知ることができました。そのことで、自分事として考えるよいきっかけとなりました。
  • もっとたくさんの方たちに聞いていただきたい内容でした。
 
 

当日の様子

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