授業レポート:「児童文化論A」~紙芝居を学ぶ
児童学科の「児童文化論A」授業レポートです。12月21日の授業では、「子どもと言葉」という単元の2回目の授業として「紙芝居」について学びました。
授業レポート
12月21日の「児童文化論A」の授業では、「子どもと言葉」という単元の2回目の授業として、「紙芝居」について学びました。
紙芝居について
紙芝居は、紙に背景と登場人物を描いた「芝居」なので、「読む」ではなく「演じる」といいます。
小さいながらも舞台があることで、周囲から切り離されて、作品世界に入り込むことができます。
拍子木
昔、街頭紙芝居屋さんが子どもたちを呼び集めるのに使いました。
紙芝居屋さんごとに、打ちかたも異なったはずです。受講生も挑戦しています。
授業で扱った紙芝居
受講した学生たちの感想
- 参加型の紙芝居がとても楽しかったです。「抜く」時に、普通に引く、ゆっくり、上下に動かしながら抜く、ぐねぐねしながら抜く、速く、途中で止めるなど、いろいろな方法があり面白いし、抜き方が違うだけで雰囲気や伝わり方が違うと思いました。
- 参加型だったので、最初は恥ずかしかったけれど、声を出すうちにだんだん楽しくなってきました。
- 気がついたらわくわくした気分になっていて、自分も紙芝居に迎え入れられていました。
- 紙芝居というのは、あの茶色い枠の奥にもう一つの世界が広がっている感じがしてわくわくする。お芝居は生物だから、その時の演じてのテンションや聞いている子どもたち次第で同じ紙芝居でも全然変わってしまうと思う。
- 子どもたちが参加して進んでいく楽しい作品だと思った。子どもの呼びかけの期待を裏切らないものというのが、幼児期の子どもにとってどれだけ大切かが分かった。