特別支援学校で働く教師の仕事を具体的に考えられるようになり、理想とする教師像を定められることができました。
特別支援学校で働く教師の仕事を具体的に考えられるようになり、理想とする教師像を定められることができました。
児童学科(現 子ども教育学科)2022年3月卒業 青木 剛士
聖学院大学での4年間で、特別支援学校で働く教師の仕事を具体的に考えられるようになり、理想とする教師像を定めることができました。じっとしているより動きながら考える方が向いているため、1年次から障害者施設でのボランティアに参加しました。
そして教室で学んだことを施設で活かし、現場で気づいたことを大学で調べる、といった学び方で障害児教育への理解を深ていきました。ここではそうした取り組みを、多くの先生方が支えてくれます。言葉でコミュニケーションが取れない子どもとは絵本を介して関わってみることや、重度の障害のある子に対しては「待つ時間」が大切であることなどを教えてもらい、経験と知識をつなぎ合わせて自分に取りこんでいきました。聖学院大学の卒業生には、小学校や中学校の教師を経て特別支援学校や学級で指導するようになった方がたくさんいます。私もその輪に加わり、時にはアドバイスをいただきながら、理想とする教師像に一日も早く近づけるよう努めたいです。
専門が異なる先生と身近に接し特別支援学校で仕事観を養えた
児童学科の学びで
コミュニケーションを大切にする教師でありたい。この仕事観は、聖学院大学で学び築くことができたものです。児童学科では、障害の種類ごとに現場経験や研究実績が異なる先生方と身近に接した指導を受けられ、教職に就くまでの道をさまざまな角度から支えてもらいました。そうした学びを通して実感した大切なことは、教師になってからも守り続けます。
私の、ヨキセンセイ
積極的な行動力と学びに対する意欲を併せ持つ学生です。教職に就いてからは特別支援教育ならではのチーム・ティーチングの一員に加わり、教育の実践者と研究者としての"二刀流"を目指してほしいと期待しています。
専門科目の始まりを待たず1年次からボランティアに参加
ボランティア活動で
障害児教育に関する専門科目は2年次から履修します。それが待てなかった私は、1年次から障害児施設でのボランティア活動に参加しました。現場で実感したのは、障害は一括りにできず、関わり方も子どもにより異なるということ。障害のある多くの子どもと接し、経験を積むなかで特別支援学校の教師になるという目標が具体化していきました。
私の、ヨキトモ
私は多くの意見を吸収して自分の考えを形づくります。周囲の影響を受けすぎて軸がぶれそうになると、教育や支援活動への信念が固い青木さんに相談しました。2人とも卒業後は、埼玉県内の特別支援学校に勤務します