雑談のような会話から次の学びのステップへ。身についた探求心。

雑談のような会話から次の学びのステップへ。身についた探求心。

日本文化学科 2021年3月卒業 高橋 真理絵

1年次の授業で「歴史は暗記科目ではない。興味があることや自身が感じたことを、納得がいくまで突きつめる場が大学」と聞き、高校までとは違う学びが始まる予感がしました。その頃は自分の興味の対象が分からなかった私は、そう語った松井先生のゼミに参加します。今取り組んでいる江戸っ子の気質や江戸の火消しに関する個人研究のテーマは、先生との会話によって発見できた「私の興味」です。


日本文化学科の先生は、普段の雑談のような会話から、学びの次のステップを示し、そこへ促してくれます。そのおかげで、かつてはインターネットで調べただけで分かった気になっていたことも、図書館などで専門書や資料を探し、読み込むことが習慣になりました。専門分野ではまだ「答え」を見つけられていませんが、「答えの見つけ方」は身に付いてきたと感じています。分からないことを「分からない」と認め、その疑問を放置せず、自ら探求するようになった姿勢は、今後も継続したいと思います。


一つが分かると次の疑問が湧き枝葉のように興味が広がります

日本文化学科の学びで

家族の影響で歴史に興味をもち、江戸時代の物語に親しんできました。その知識を活かせたのは、留学先での会話です。カナダ大使館のイベント参加を機に自ら選んだ留学先は、日本人がいそうもない田舎町。日本の歴史や文化に関する話題として扱えたのはもちろん、自身の研究である江戸っ子気質に対して、“外からの観点”を獲得できました。

日本文化学科 松井 慎一郎 教授
日本文化学科 松井 慎一郎 教授

私の、ヨキセンセイ

消極的な面があった彼女が、次第に積極性を発揮。大学に頼らず留学したことには驚かされました。一つのテーマを追い続ける研究への忍耐力も身に付き、のびのびと自身を表現しているようです。


興味や関心を共有できる仲間と学科を盛り上げる会話が尽きません

日本文化学会・学生会で

日本文化学科には、この国の文化や伝統、芸術などを学びたいという学生が集まっています。そのため、テーマの対象が違っていても共有できることが多いのが特徴。日本文化学会・学生会の役員も、専門とする分野はそれぞれですが、ときおり先生や卒業生も加わって盛り上がり、話題にあふれた知識が行き交う空間となります。

日本文化学科 2021年3月卒業 狼 さら
日本文化学科 2021年3月卒業 狼 さら

私の、ヨキトモ

私の考え方や態度に冷静な意見をくれる存在。うわべの相づちを打ったりしないので、彼女の言葉は信頼できます。共に日本文化学会・学生会の役員として、学科を盛り上げる企画・運営に力を注いでいます。