インタビュー(01)ボランティアでわかり合う大切さを実感。

存在自体が大きな個性、大きな力。ボランティアでわかり合う大切さを実感。

山田 襟佳 さん(こども心理学科2年)

ボランティアって「偽善」では? 東北の復興支援に携わっていた私は、自分の行為に自信がもてずにいました。一方で、「助けたい」という思いが強すぎて、相手に「被災者」というレッテルを貼ってしまい、誰もがひとりの個性ある人間であることを意識できずにいたのです。

転機は、聖学院大学復興支援ボランティアチーム「SAVE」の活動で釜石の仮設住宅を訪れたとき。「支援されすぎると心が折れる。いてくれるだけでうれしい」という言葉を聞き、釜石の人々が「被災者と支援者」ではなく、個性をもった「人と人」が互いにわかり合える関係を求めていたことに気づかされました。

それ以来、葛藤しながらボランティアと向き合ってきた経験自体が私の個性・財産だと考えられるようになったんです。今はボランティアに敷居の高さを感じて敬遠する学生が、最初の一歩を踏み出せるように、私の経験を伝えていくことが使命だと思っています。