求める教員像と教員組織の編成方針

 聖学院大学は、「神を仰ぎ、人に仕う」を建学の精神とし、開学の当初より「聖学院大学 の理念 10 ヵ条」(以下「理念」という)を擁し、プロテスタント・キリスト教の精神に基 づく人格教育を行ってきている。それは、かけがえのない存在である学生を愛し、その魂 の健全な成長を配慮しつつ、リベラルアーツを基盤とする専門教育をとおして各人の個性 を引き出すことである。
これら建学の精神の発揮及び理念の実践・実現のため、本学として求める教員像と教員 組織の編成方針を以下のとおり定める。

1.大学として求める教員像

(1) 建学の精神及び理念に賛同し協力する者
(2) キリスト者、またはキリスト教の教育に協力する者
(3) 学生一人ひとりの個性を引き出すとともに、一定の知識・能力を修得させ、社会の各 分野で貢献、あるいは大学院での専門研究のできる人へと教育する力を有する者
(4) 高度な専門性と研究能力を身に着けた者
(5) 教育及び研究活動の成果を社会に積極的に還元し、持続可能な地域社会づくりに貢献 する姿勢を有する者
(6) 大学運営の一翼を担う意思と能力のある者
(7) 高い倫理観を有する者

2.教員組織の編成方針

2-1教員組織

(1)大学設置基準及び大学院設置基準にもとづき、教育特性及び収容定員における教員 1 人あたりの学生数に配慮した教員組織を編成する。
(2)教育課程編成・実施の方針にふさわしい教員を配置する。
(3)教員組織の国際性に留意するとともに、特定の年齢層、性別に著しく偏ることのない ように配慮する。

2-2教員人事

(1)教員の任用及び昇任に関する規程を適切に運用する。
(2)科目担当及び大学院における指導資格の適合性については、教育課程編成・実施の方 針に基づき、教育・研究業績を踏まえ厳正に審査する。

2-3.教員の資質向上

ファカルティ・デベロップメントをはじめ、教員の教育者・研究者・組織人としての能 力開発・資質向上のため、種々の取り組みに努める。

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