授業レポート:「地域の未来を考える政策プロジェクト会議」で「定住促進に向けて」を発表(専門演習A「まちづくり学」)

まちづくり学のゼミ生が県央地域振興センターと協働で、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用し、地域の人口等を分析した結果も参考にしながら、学生の視点で定住促進策を提案しました。

授業レポート

2016年8月9日に、県央地域振興センター主催の「地域の未来を考える政策プロジェクト会議」において、政治経済学部のまちづくり学ゼミの荒川さん、清水さん、松本さん(いずれも2年生)が、「定住促進に向けて」を発表しました。これは、県央地域振興センターと協働で、地域経済分析システム(RESAS:リーサス)を活用し、地域の人口等を分析した結果も参考にしながら、学生の視点で定住促進策を提案したものです。

発表の様子
発表の様子

提案内容の1つ目は、フラワーフェスです。若い女性をメインターゲットとして、従来、バラバラに実施されてきた地域の花関連のイベントを統合し、合わせて、別会場で音楽や食などのフェスを提案しました。イベント会場を専用バスでつなぎ、移動中に地域をアピールするというアイデアも含んでいます。

2つ目の提案は、県央地域は住宅地としてポテンシャルがあるにも関わらず、地域が十分に知られていないのではないかということが発想の出発点です。地域の中で多くの人が必ず訪れる施設を探したところ、県内で1か所しかない運転免許センターが鴻巣市に位置していることに気づきました。そして、免許センターに訪れる人を主に対象にして、センター近辺にレンタカー店を開設し、県央地域のドライブコースを年代別に用意し、地域を知ってもらう機会を提供することを提案しました。

発表後、発想が面白いという評価を得た一方で、具体的なドライブルートを提案をしてもらいたい、イベントを回ることとドライブルートと合わせたらどうかという意見も頂きました。
2年生にとって、自治体の課長さんを相手にプレゼンする貴重な機会でした。


【授業スケジュール】

6/9  マインドマップの学習と、「住みたいまち」のイメージの検討
6/16 人口減少と地域問題の学習
6/23 RESAS の操作学習
6/30 RESAS を用いた4市1町の現状分析
7/7  4市1町の人口減少の問題と対応策の検討
7/14 4市1町の定住促進策の検討
8月 未来会議での発表

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