卒業生による就職パネルディスカッション【報告】

2016年7月20日(水)アセンブリーアワーにて、人間福祉学科3名の卒業生による就職に関するパネルディスカッションを行いました。

報告レポート

2016年7月20日(水)アセンブリーアワー
卒業生による就職パネルディスカッション

パネラーの卒業生

  • 新井千紘氏(セントラル警備保障株式会社)
  • 中山由依氏(大谷学童保育所)
  • 中村晋平氏(医療生協さいたま)
  • 司会は山田真さん(キャリアサポート課)

 3名の卒業生による就職に関するパネルディスカッションを行いました。
人間福祉学科の卒業生は医療機関、福祉施設のほか、一般企業、児童館など多岐にわたる領域で活躍しています。

 3名のパネラーの方々から、現在の仕事、実際に働いたらイメージと異なっていたことはあったか?就職活動はどのようにしたか?後輩へのアドバイスやメッセージなど、たくさんいただきました。

 人間福祉学科での学びがさまざまな領域で役に立ち、継承されていることを実感するパネルディスカッションとなりました。


新井さん:
はじめは警備会社の受付業務からはじまり、現在は人事部にて活躍中。学生時代に取得した精神保健福祉士の学びが、障害者採用や就職相談といった人事部の仕事に役立っています。


中山さん:
学童保育で、毎日子供たちと外で遊び、夏は水泳をすることもあり日焼けは不可避。毎日60人の子供たちの顔をみて、ちょっとした変化に気づくことが大切。「大変なこともたくさんあるけど、この仕事に就いてよかった」と笑顔で後輩に話してくれました。


中村さん:
介護現場で現在主任として活躍中。利用者の方と対等な関係をつくっていくことが大切。介護は3K(キツイ、キタナイ、給料安い)と言われているが、大変じゃない仕事はないし、排せつは誰もが避けられない営みだし、給料は僕はそこそこ悪くないです、と話してくれました。

 

受講した学生たちの感想

以下、感想を一部抜粋し、ご紹介いたします。

  • 就職活動をしている中で悩みがありましたが、今回の先輩方の話を聞いて気持ちが少し楽になりました。(4年)
  • 障害者施設を目指しているため、中村さんの利用者と対等な関係をもつというのは意識しなけばらないと考えました。(4年)
  • 先輩方のお話を聞いて、自分がやりたいことについて改めて考えさせらました。先輩方のように自分なりの夢を輝かせ、実現させたいと思いました。(3年)
  • 今、福祉の仕事を希望していますが、自分に合わないと思った時などたくさんのことに挑戦して、視野を広げていきたいと思いました。(3年)
  • お話を聞いて、大学で学んだことは福祉に関係ないところで就職しても役に立つことがわかりました。相手の立場になり、気持ちを想像するという考え方はどのような職業でも必要だと思いました。(3年)
  • 警備会社、学童、老人保健施設とさまざまな企業で一見違う分野のように思えたが、どの仕事でもお客さんや利用者の立場になって考え、何を望んでいるのかを把握することが大切だとされていることを知り、人間福祉学科で学んだことは福祉分野以外にも役立っていくものだと感じられた。(3年)
  • 先輩方が学んできたことに自信を持っている姿を見て、もっと自分に自信を持っていいんだなと思いました。(3年)
  • 3人全員が今働いている場所を好きでいて、誇りに思っているように感じられて素晴らしいと思いました。(3年)
  • 先輩の話を聞いて、福祉のことを学んでいたから生かすことができることが多いことが分かり、無駄なことはないんだと思いました。(2年)

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