授業レポート:<巣立ちの準備>特別支援教育とは~間もなく小学校教諭の4年生たち~
小学校教諭を目指す学生が多く在籍する、児童学科のレポートです。
1月19日に行われた、児童学科授業「教職実践演習」の様子をご紹介します。
報告レポート
この日の授業は「特別支援教育」についてです。
全国の公立小中学校の普通学級に在籍する児童生徒のうち、発達障害の可能性がある児童生徒は6.5%に上ることが、文部科学省より公表されています。
障がいを持つ児童とその家族を支援していく力が、小学校教諭には求められます。
今日は、今まで様々な授業で学んできた特別支援についての総復習です。
1979年に障がいの重さに関わらず全ての子どもたちが教育を受けられるようになったこと、2005年の発達障害者支援法にて、ようやく発達障害が認められたことを、長年障害者福祉に携わっている教員(坂本先生)から実感をもって伝えられました。
埼玉県が発行している「サポート手帳」が紹介されました。
乳児期~成人期までの連続した支援の大切さや、障がいを持つ児童やその家族が抱えている思い教育現場に必要な配慮を学びました。
「こんなにたくさんの情報が共有できるんだ」「これ、すべての子どもたちにあったら嬉しいね」など、さまざまな感想が飛び交います。
これから出会う子ども達を想像しながら、少しずつ、着実に巣立ちの準備を進めています。
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