松本祐子先生が新作を発表、≪短編≫「アキラくん、カッコよさをきわめる―『ツン子ちゃん、おとぎの国へ行く』外伝―」
児童学科、松本祐子先生が、新作≪短編≫「アキラくん、カッコよさをきわめる―『ツン子ちゃん、おとぎの国へ行く』外伝―」を発表されました。
児童学科、松本祐子先生が新作を発表
児童学科教員であり、児童文学作家である、松本祐子先生が、日本児童文学者協会の機関誌『日本児童文学』(2015年11-12月号)に新作である≪短編≫「アキラくん、カッコよさをきわめる―『ツン子ちゃん、おとぎの国へ行く』外伝―」を発表されました。
2013年に発売された松本先生の本『ツン子ちゃん、おとぎの国へ行く』に登場する"アキラくん"が主人公の、スピンオフ・ストーリーです。
ストーリー紹介(一部)
アキラくんは小学生ばなれした〈美意識〉の持ち主で、外見だけでなく内面的にもカッコよく生きることを目指していま す。ところが、ちょっと気になる同級生・月輝子には、なぜかいじわるしたくなり、ツン子というあだ名をつけて怒らせてしまいます。そのあと、月輝子がにせ ものと入れかわってしまったことに気づいたアキラくんは......。
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≪短編≫「アキラくん、カッコよさをきわめる―『ツン子ちゃん、おとぎの国へ行く』外伝―」
松本先生からのメッセージ
「異世界への扉はどこにでもある」
空想世界の経験は、現実と無縁ではありません。子どもたちは、空想と現実の間を軽々と行き来することができますが、大人になるとそれが難しい場合もあります。
将来、子どもと関わる仕事をしたいと希望している皆さんには、できるだけ多くのファンタジー作品に触れ、大人になっても子ども心を失わず、不思議の国へ行くことができる人でいてほしいと思います。
松本 祐子 プロフィール
聖学院大学人間福祉学部児童学科教授。英米児童文学、ファンタジー論などの講義を担当。児童文学作家。
『リューンノールの庭』(「未散と魔法の花」3部作の第1巻)で、第1回日本児童文学者協会・長編児童文学新人賞、第19回うつのみやこども賞を受賞。他に、第55回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書 『8分音符のプレリュード』や、『フェアリースノーの夢』などの著作がある。