国際交流に貢献した先輩のキャンパスライフ

4年間の学生生活で、約25か国の人と知り合うことができました

武田晟矢 さん(日本文化学科 2014年3月卒業)

僕の家では子どもの頃から、ホストファミリーをしていたこともあり、外国人と関わることが好きで、聖学院大学でも多くの留学生たちと交流することができました。

聖学院大学には多くの留学生(現在232名)が在籍していますが、日本人学生と留学生間の交流の場をもっと作りたいという思いがあり、先生方の後押しもあって「国際交流同好会まのと」を立ち上げ代表を務めました。今は後輩たちに引き継いでいますが、学校と協力して国際交流イベントを行ったり、学外の国際交流イベントに参加をしたりしています。

 

同好会での活動

まだ同好会としての日が浅いですが、まのとが初めて一から企画をしたイベント「浅草・スカイツリー小旅行」はとても印象的でした。場所、時間、ルートなどをすべて考え学校規模で募集をかける。これは、できたての同好会としてはとても大きなイベントでしたが、その分成功させたという実感も得られるものでした。

また、毎年6月に行われている「国際交流会」ではサポートという形でやらせていただきましたが、学校で1番大きな国際交流イベントだけあってとても気合いが入り、スタッフの一員としてやりがいを感じました。
 

海外研修での体験と、交換留学生のチューター

留学生コンクールに出場した本学の留学生たちと。応援サポートで盛り上げました
留学生コンクールに出場した本学の留学生たちと。応援サポートで盛り上げました

学科主催の韓国研修旅行に参加しました。そこでは提携校の学生たちにも迎えられ、いろいろな場所に連れて行ってもらいました。その人たちと知り合ってから2年経ちますが、友達経由でさらに友達が増え、いまだに連絡を取り合っています。

その他にも、聖学院大学交換留学生の授業面や学生生活面をサポートするチューターとして4人の留学生を担当しました。空港へ向かえに行くところから最後は帰るその時まで一緒に過ごし、互いにとても濃い学生生活を送ることが出来ました。必ずしも毎年交換留学生か来るという訳ではないので、タイミングも良かったと思います。

 

学外での活動

埼玉県にある国際交流基金日本語国際センターという日本の機関で毎年行われている通称「センター交流会」というイベントで、司会を務めさせていただきました。偶然このイベントを運営している人と知り合うことがあり、初対面で頼まれて引き受けました。

最初は、国の機関であることも知らなければとても大きいイベントだという事も知りませんでした。というのも、このイベントは、外国人日本語教師100人(外国で日本語を教えている現地の先生たち)と、埼玉県内外の市民100人を集めた200人規模のイベントであると同時に日本の機関のイベントだということだからです。


大げさかもしれませんが、ある意味で日本人を代表している国代表であると依頼されたときに言われました。着物を着て司会をやるという事がどれだけの印象を与えるのかがよく分かりました。

こ れだけの規模の貴重な体験ができることは人生の中でそうないだろうという事で、学科の先生や職員の方にも報告をし、多くの方々に応援に来てもらいました。 センター交流会での出会いも含めて、この4年間の学生生活で、約25か国の人と知り合うことができ、とてもよい経験になりました。


後輩たちへのメッセージ

ヴェリタス祭(学園祭)で特技の大道芸を披露
ヴェリタス祭(学園祭)で特技の大道芸を披露

一言でいうならば、「やりたいことは行動に移せ。」という事です。やりたい事が少しでもあるなら、ぜひ大学の教職員の方に伝えてください。行動に移せばできることはすべてサポートしてくれます。

悔いを残したくないのであれば、どんどん思い出を作ってください。この4年間でやりたいことをやらせてもらえたからこそ、一生の思い出になるであろうこともできました。