仕事も人間関係も、どうしたら良くなるか、つねに考える

【インタビュー】仕事も人間関係も、どうしたら良くなるかつねに考える

森田貴士 さん(政治経済学科2014年3月卒業/株式会社ジャパンビバレッジイースト勤務)


良い結果を導き出すには、状況を良く観察し、理由や原因を考えること。

初めて訪れたオープンキャンパスで、熱心に答えてくれる先生と話し込むうち、僕が野球をやっていたことを話すと、「じゃあ、野球と経済の関連を研究してみれば」と言われ、「そんなこともできるのか!?」と、とても興味をもちました。

僕は自動販売機のルートセールスをやっており、自分の受け持つ地域を巡回して販売状況や故障の確認、機械のケアなどを行います。そのなかで積み上げた情報とそれまでの傾向を自分なりに分析し、仮説を立て、輸入商品の選定や組み合わせをするのですが、それが的中し商品の売れ行きにつながった時は実にうれしいですね。

地域社会の変容を知るのも重要な仕事ですから、設置していただいたお客様とのコミュニケーションも大事にしています。学生時代のアルバイトで後輩のサポートや地域の方とのふれあいもあったので、その経験も生きているのかなと思っています。大学時代に身についたのは、どうしたら良い方向にいくのか、つねに「考える力」ですね。

【ワタシを変えた思い出の体験】
比較政治学

2つのことを比べて数人で討議するという授業で、身近なテーマが多く、経済学と生活の密接な関係を知ることができました。勉強はあまり得意なほうではなかったのですが、自分が面白いと思うことから糸口を見つければ、何にでも挑戦しようという意欲につながるのだと気づきました。