サテライト講座・大宮「姜々諤々・聖学講座」 ～2014年度秋期

日程

2014年11月28日（金）

時間

19:00–21:00（開場 18:30）

会場

大宮ソニックシティ国際会議室、会議室

• 開講日　10/14（火）終了、11/10（月）終了、
  　　　　11/28（金）、12/5（金）、12/9（火）
• 定　 員　180名（10/14、12/9）■、（11/10）●
  　　　　　 100名（11/10、11/28、12/5）★
• 受講料　1講座：3,000円
• 会　 場　■国際会議室　　／　●市民ホール　　／　★会議室
• 申　　込　→お申込みフォーム

• 第５回（12/9）講座は定員に達したため、申込受付を終了いたしました
  （11/6・16：10）

聖学院大学は、姜尚中教授の学長就任にともない、2014年春、大宮駅近くのソニックシティ内に教室を開設し、‘サテライト授業’を開講いたしました。
第2期のテーマは「これからの学校」です。

テーマ『これからの学校』

　学校はいま、どうなっているのでしょうか。学校には、共に学び、人間性と能力を育み、信頼や友情を分かち合う場というイメージがある一方、選別と淘汰、序列と排除、そして管理と規律の強面のイメージが付きまとっています。もっとも、この分裂したイメージは、どちらも実際の学校の実態を表しているわけではないのかもしれません。少なくとも、学校と言っても、多種多様であり、荒れる学校から自由の気風が溢れている学校まで、生徒たちがどんな家族と階層に属し、いわゆる「底辺校」で学ぶのか、「受験校」で学ぶのかによって、学校のイメージも変わってこざるをえないからです。

　にもかかわらず、それぞれの学校が、それぞれに問題を抱え、教える側も、学ぶ側も、そして保護者も、学校の現状に何がしかの不安や不満を抱いていないでしょうか。そうしたなか、学校をめぐる環境は、自治体や国、さらにマスメディアの有形無形の監視や介入を通じて大きく変わろうとしています。

　いったい、学校はいまどうなっているのでしょうか。学校の「主人公」であるはずの生徒たちは何に悩み、何に喜びを感じているのでしょうか。彼らの日常の実態や学校での「生態」はどのようなものなのでしょうか。また現場の教員や教師、管理者はどんな問題に直面しているのでしょうか。そして学校はこれからどう変わっていくのでしょうか。それはまた、これからの大学の姿とも密接に関わって、これからの日本にどんな影響を及ぼすことになるのでしょうか。

　「姜々諤々・聖学」秋期講座では、以上のような趣旨のもと、これからの学校を考えていくヒントを豪華講師陣のレクチャーとトークを通じて分かち合いたいと考えています。第１回は、江戸文化研究の第一人者でもある田中優子・法政大学総長をゲストにまず、これからの大学について考えてみたいと思います。さらに第２回には、精神科医として臨床の実践に当たるとともに、精力的に言論活動を続ける香山リカ・立教大学教授を招き、メンタル・ヘルスの面から学校の抱える問題に切り込んでみたいと思います。また最終回には、「尾木ママ」の愛称で親しまれ、臨床教育学者として独自の実践的な教育論を展開している尾木直樹・法政大学教授を招き、学校の現場が抱える問題を取り上げる予定です。 

講座概要　─日程・講師紹介─

　　姜尚中（聖学院大学 学長）　　プロフィール、メッセージはコチラ

第1回　2014年10月14日（火） 19：00～21：00 （開場18：30）

講師：田中　優子（法政大学総長)　×　姜尚中（聖学院大学 学長）　※終了

≪講師プロフィール≫　田中　優子
法政大学総長。1952年、神奈川県に生まれる。法政大学文学部卒。同大大学院人文科学研究科修士課程修了後、同大大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。2014年4月より法政大学総長に就任。専攻は江戸時代の文学・生活文化、アジア比較文化。行政改革審議会委員、国土交通省審議会委員、文部科学省学術審議会委員など、学外活動も多く、TVなどの出演も多数。

第2回　2014年11月10日（月） 19：00～21：00 （開場18：30）

講師：香山　リカ（精神科医、立教大学現代心理学部教授）　×　姜尚中（聖学院大学 学長）　
※終了

≪講師プロフィール≫　香山　リカ
1960年北海道生まれ。東京医科大学卒業。学生時代より雑誌等に投稿。その後も臨床経験を生かして、各メディアで社会批評、文化批評、書評など幅広く活躍、現代人の”心の病"について洞察を続けている。著書に『弱者はもう救われないのか』『ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか』『「看取り」の作法』『新型出生前診断と「命の選択」』など。

第3回　2014年11月28日（金） 19：00～21：00 （開場18：30）

講師：小川　洋（聖学院大学教授／教育学）　×　姜尚中（聖学院大学 学長）

≪講師プロフィール≫　小川　洋

県立高校教諭を経て聖学院大学で教職担当教員。文部省（当時）の国立教育研究所（現・国立教育政策研究所）の研究協力者として、おもに高校教育および高校入試制度を研究。その後、カナダの中等教育（学力調査）、日系カナダ人の歴史（収容所の教育）、さらに日本の高大接続に関する研究に従事。主要著書：『なぜ公立高校はダメになったのか』亜紀書房、『ロッキーの麓の学校から』東信堂（翻訳）、『大学における学習支援への挑戦』ナカニシヤ出版（編著）など。現在、カナダ教育学会会長、日本リメディアル教育学会理事。

第4回　2014年12月5日（金） 19：00～21：00 （開場18：30）

講師：田村　綾子（聖学院大学人間福祉学部准教授、公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長）　×　姜尚中（聖学院大学 学長）

≪講師プロフィール≫　田村　綾子

明治学院大学大学院社会福祉学専攻博士後期課程修了。精神保健福祉士／社会福祉士。医療法人丹沢病院ソーシャルワーカーを経て現職，
公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長・研修センター長・認定ＳＶＲ。日立製作所ＩＴプラットフォーム事業本部健康管理センター精神保健福祉士。
『かかわりの途上で～こころの伴走者ＰＳＷが綴る19のショートストーリー』（共著　へるす出版新書）、『人間福祉スーパービジョン』（共著　聖学院大学出版会）ほか。

第5回　2014年12月9日（火） 19：00～21：00 （開場18：30）

講師：尾木　直樹（法政大学教職課程センター長　教授）　×　姜尚中（聖学院大学 学長）
※定員に達したため、申込受付を終了いたしました（11/6・16：10）

≪講師プロフィール≫　尾木　直樹
1947年滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、中高の教師として、22年間子どもを主役としたユニークで創造的な教育実践を展開。現在は法政大学教職課程センター長・教授、臨床教育研究所「虹」所長として活動され、「尾木ママ」の愛称で、Ｅテレ「エデュカチオ！」、日本テレビ「シューイチ」など多数の情報・バラエティ・教養番組にも出演中。

定員

• 第1回　10/14（火）、180名　※終了
• 第2回　11/10（月）、100名　※終了
• 第3回　11/28（金）、100名
• 第4回　12/05（金）、100名
• 第5回　12/09（火）、180名　※定員に達したため申込受付を終了しました
   

受講料

1講座：3,000円

会場

大宮ソニックシティ国際会議室、会議室　→交通アクセス・MAPはこちら

お問合せ

聖学院大学　広報部広報課　サテライト講座係　まで

　埼玉県上尾市戸崎1番1号
　TEL：048-780-1707　／　FAX：048-725-6891

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