児童学科:児童学科の広場:教育養成課程


Search WWW  Search www.seigakuin.jp
児童学科の広場

キリスト教に基づき、子どもの課程を大事にする教育を展開

※この文章は、「サンデー毎日」(2008.09.21号)特集「教員を目指すなら、首都圏・関西圏の教育学部を狙え!」に掲載された村山先生のインタビュー記事です
 掲載誌面PDFはコチラ


 教員養成の歴史は古く、短期大学の時代から幼稚園教諭を輩出してきた。99年からは保育士の養成も行っている。
 さらに、3年前に初等教育の教員養成が始まった。こういった教員養成の根底にあるのが「建学の精神であるキリスト教に基づく教育を行っていることです」と話すのが、人間福祉学部児童学科の学科長で、聖学院みどり幼稚園の副園長も務める村山順吉さんだ。
 村山教授が続ける。「子どもを一人の人間として、ただ大人になる準備段階としての子どもではなく、子どもという異文化の人としてとらえ、教員とはそういった子どもを相手にしていくということなんだというのを学生に教えています」
 幼稚園、就学前、小学校に入った段階など、環境が変わるたびにいろいろな問題が出てくる。それに対して、今までの伝統を活かして、子どもの発達段階を捉え、前段階からしっかり勉強させて、教員として送り出していくことを念頭においた教育を行っている。いわゆる輪切り状態で小学校教員になるための勉強をするのではなく、どういう課程を経て子どもたちが小学校へ上がってくるのかというところをきっちり学ばせるのが特徴だ。
 従って、小学校教員を希望している学生も、「隣にある同じ学園のみどり幼稚園で一週間の観察実習を行います」と、村山教授は話す。幼稚園から大学院まで揃っている学園の特色を生かした教育だ。さらに村山教授は、「子どもの発達段階に目を向け、どういう課程を経てきているかを理解し、それをよく分かっている小学校の先生を育てたいというのがひとつの願いです」と話す。
 面倒見が良く、就職に強いのも聖学院大学の特徴だが、教員を目指す学生への採用試験対策など、支援体制も充実している。
 キリスト教に基づく教員の養成は、混乱する教育現場で大きな力を発揮する可能性を感じさせ、今後、大いに期待できそうだ。