

はじめに~北欧福祉研修とは?
─福祉の先進国・北欧で福祉の現場を体験します。
例年3月に在学生、大学院生、卒業生から希望者の募り、教員とともに福祉国家といわれる北欧のスウェーデンやノルウェーなどの福祉機関や施設を訪問します。
現場体験を通して、日本との福祉体制や支援方法の違いを体感できるだけではなく、そこから日本では得られない福祉に対する新しい視点も生まれることでしょう。
制度・施設だけでなく、美しい北欧の街並みやゆったりとした生活のなかにある本当の豊かさに振れることができるのも、この研修の醍醐味です。
2008年度北欧福祉研修のご案内(09/3/4~11予定)
2008年度北欧福祉研修のハイライト
2008年度北欧福祉研修の日程
北欧福祉研修のご案内-フィンランドとスウェーデン-
聖学院大学人間福祉学科では、人間福祉学科学生を対象に、2009年3月4日~11日の8日間の日程で、フィンランド・スウェーデンでの北欧福祉研修を予定しています。
北欧(スウェーデン、ノルウェー、フィンランド、デンマーク)は世界でもっとも社会福祉制度が進んでいる福祉国家であり、ムーミンやサンタクロースを通してでもみなさんもよくご存知のここと思います。フィンランドは映画「かもめ食堂」の舞台にもなりました。
福祉意サービスの成り立ちや現在の様子は、その社会の生活・文化と密接に関連しています。4年間の大学生活の中で講義や書物で学ぶだけでなく、実際にその国の大地に佇み、生活や文化にふれ、人々と関わりながら様々な体験をして欲しいと考えています。
フィンランドは2000年からのPISA(OECDの学習到達調査)のけっかが世界57カ国中、いずれの分野でも連続して上位を占めました。その調査は知識の質や量を問うものではなく、問題解決能力や読解力・表現力・コミュニケーション能力批判的思考能力が問われるもので、日本人が一番不得意とするものです。これからの成果は「平等の教育」を目標に掲げ、すべての人(難民・移民・外国人・障害者・知的障害者、子どもたち)が平等に教育を受ける権利や機会を保障する政策をとっているからです。当然、その精神は福祉政策にも生かされています。

今回の研修では、話題のフィンランドに注目し、子育て支援センター、幼稚園・小学校などの教育現場をはじめ、高齢者施設、障害者ケア施設・デイアクティビティー施設、障害者用サービス付き個人住宅の訪問などを計画しています。
その案内として、フィンランドに30年在住の山田真知子さん(法学博士公共政策、フィンランド国立社会福祉保健研究開発センター研究員、大学の教員、フィンランド研究開発基金の対日福祉輸出プロジェクト勤務)に、フィンランドの福祉レクチャーと訪問先に同行して通訳をしていただけることになりました。勿論、ヘルシンキのマーケットや図書館、大聖堂、テンペリアウキオ教会、シベリウス公園の観光、古都のトゥルクを訪問した夜には大型船シリヤラインでの一泊旅行を楽しんでいただきます。
素晴らしい通訳と船旅(船の中は沢山のショッピング街になっていて、サーカスなどのショーが行われます!)翌朝はスウェーデンのストックホルムに到着。そこでは、高齢者施設・洋治家養育現場などの訪問と市内観光を予定しています。
この研修旅行では特に、現地の福祉政策に熟知している通訳と添乗員の方が同行していただけることとタイタニックのような船旅ができるのも通常の「観光旅行」との大きな違いです。フィンランド在住の日本人の福祉専門家による学習は、北欧の社会や理想的な福祉国会について正確な理解を深めるにはまたとないチャンスです。ぜひみなさんの参加をおまちしています。
人間福祉学部 梅津迪子 助川征雄
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